2012年10月5日金曜日

夏の終わりに編んだもの。

夏の終わりは慌ただしくて、これといって作品づくりはできていなかったのですが、それでもちまちまとこまかいものは作っていました。
前回の投稿をした時、アクセスを確認したら、全然更新していないのにかなりのアクセス数があって、ちゃんと更新しなきゃなーと反省したこのごろ。

こちらは出産されたお友達に、ちょっとした小物と一緒に送らせていただいたオーガニックコットンのスタイです。
モチーフを編んで、そこからは思うままに増やし目しながらぐるぐると一筆書きみたいに編んだもの。 




こちらはハンカチにリネン糸でエジングしたもの。
ハンカチエジングは本当数多くやっていますが、ハンカチのイメージにあわせてデザインを考えてる時が一番おもしろいです。



ボールネットを公園でなくして来たので、急遽綿糸を使って編んだボールネットです。
編み方は漁師の人が網を編む時のやり方で、下写真のような道具を使います。

この道具、シャトルって言うんです。
そう、タティングなどで使うのと同じ。
shuttleって、なんでシャトルって言うんだろうとふと思ったら、シャトルバスとかと同じ意味なんですね。
折り返すというような意味のようで、確かに行ったり来たりするなあと感心してみたり。

最近雑誌などで取り上げられる事が増えたフィレレースは、この網を編むのと同じやり方でベースを編むんですね。
あ、ちなみにこのシャトルは釣具屋さんで売ってる、本当に釣り用の網を編むものなんですけどね。50円也。('・c_,・` )プッ







この編み方でハンモックやバスケのゴールなんかも編めるんです。
今回、ざくっと編んだので目が大きめにしてしまい、ちょっと実用性に欠けるので目の細かい、もっとネット状のものを編もうと半分くらいまで編んだところで熱がさーっとひいてしまい、放置していますσ(-c_-`。)







他にもオーブン粘土の試作をしたりしていたのですが、最近は急に涼しくなり、まるでパブロフの犬のように無性に毛にさわりたくなり、ウールでちょこちょこ編んでいます。
それとは別でお友達から誘われてちょっと挑戦したい事ができたので、羊毛作品のアイディアを練っています。
お披露目できるように仕上げて行きたいと思います。

2012年10月1日月曜日

木彫りのワークショップへ。



委託ショップのある苦楽園口に、anjicoさんという器屋さんがあります。

こちらで木彫りのワークショップがあるとお友達に聞いて、即答で「行きたい!」と挙手。

締め切りになってないかドキドキしつつ。枠が空いていたとの連絡!

もう、そこからはずーっと待ち遠しかったのです。


木彫りは叔父がやっていて、椅子からキーホルダーなどの細かい細工までやってのけるので、中学くらいから何度となくやった事あります。
でも、木の目や流れなどのコツがよくわからず、一度習ってみたかったんです。






こんな風に彫っていきます。
慣れるまでは、何度もばきっとささくれだったりして、ひやひや。


でも慣れてくると木をさくさくと削る感触、ごりごりとえぐる感触が最高に気持ちよくて病みつきに。

この感触、羊毛刺す時の爽快感に似てるなと思いました。




試行錯誤の末できあがったわたしの作品はコチラ。

柄の部分が歪んでいるのは一応こだわりです(笑)



木の枝そのまま使ったみたいな雰囲気のものを作りたかったんです。
思ったままのカタチにできて満足ですが、参加された皆さんの作品を並べた時に、なんだか失敗してこうなったみたく見えて来たのが哀しかったです(笑)

お土産にメンテ用に…とくるみ(オイルを塗りつけるのですよ)と、特別に作ってもらったというスプーン用の布袋をいただきました。
この袋、作った方のお庭ではじけたコットンを紡いだものだそうで、細かい配慮がすばらしくて最後まで楽しい一日でした。


お土産のくるみもすくえます。 なかなか深さがあるのですよ。
帰宅早々、彫刻刀と電動糸のこ探しの旅に出ているわたしです。←極端w


わたしの参加したワークショップを開催された、只木芳明さんのブログです